本
2020年12月に出版された「モノリスからマイクロサービスへ」を読んだ.本書はタイトルの通り「マイクロサービス移行」に関連するトピックにフォーカスしている.マイクロサービスを学ぶならこの本!とよく紹介している「マイクロサービスアーキテクチャ」の…
書籍名に惹かれて『1日10分であらゆる問題がスッキリする「ひとり会議」の教科書』を読んだ.「ひとり会議」とは「積極的にテーマを持って自分に質問を投げかける場」のことで,簡単な「セルフコーチング」と表現しても良さそう. 僕自身,平日は朝イチに「…
「Kubernetes 完全ガイド 第2版」を読んだ.今年6月に「第1版」を読み終わって,書評記事を書こうと思っていたら,タイミング良く今年8月に「第2版」が出版された.出版おめでとうございます!最初は目次を見ながら差分を中心に読んでいたけど,大幅にアップ…
9月に出版された「CircleCI 実践入門」を読んだ.素晴らしかった!なぜ CI/CD が必要なのか?という背景から,CircleCI 入門,CircleCI 実践まで,網羅的に解説されている.ボリュームは多く,読みごたえはあるけど,必要な箇所から読むこともできる.また「…
8月に「スタンフォード式 最高の睡眠」を読んだ.今さら?と思われるかもしれないし,僕が「睡眠」に興味を持っていることに驚かれるかもしれない.本書は「2017年2月」に出版されていて,友人に「読んでみたら?」と薦められたこともあり「2018年8月」に購…
最近では,場所に制限されずに実施できる「リモートモブプログラミング」を採用しているチームも多いと思う.もともと「モブプログラミング」に慣れているチームなら,急に「リモート」に移行しても「特に変わらなかった」と感じるかもしれないけど,慣れて…
2019年頃から「オブザーバビリティ (Observability)」もしくは「可観測性」という言葉をよく聞くようになった(本記事では「オブザーバビリティ」という表記に統一する).「マイクロサービス」と同じように「バズワード」の側面があり「オブザーバビリティ…
2006年に出版された「エンジニアのための時間管理術」を2009年(大学院時代)にはじめて読んだ.本書はエンジニアを対象にした書籍であり,その後 SIer でシステムエンジニアとして働きながら何度も読み直した.もともとプロダクティビティを追求することに…
2020年3月に出版された「みんなでアジャイル」を読んだ.本書はアジャイルを「ムーブメント」と位置付けて,アジャイルの魅力を紐解く内容になっている.具体的なアジャイルフレームワークに特化せず,顧客中心主義やコラボレーションなど,アジャイルなスタ…
2020年1月に Leanpub で出版された「ghq handbook」を読んだ.本書は Leanpub で $4.99 から購入できる. leanpub.com リポジトリ管理を楽にするコマンドラインツール ghq 自体は前から知っていたけど,今までの運用(特定のディレクトリ直下にひたすら git …
2012年に Heroku のエンジニアによって提唱された「The Twelve-Factor App」は素晴らしく,アプリケーションをうまく開発し,うまく運用するための「ベストプラクティス」として知られている.2020年になった現在でもよく引用されていると思う.日本語訳もあ…
2019年11月に発売された「初めての GraphQL」を読んだ.1度ザッと読んだ後に,気になっていた Apollo Server と Apollo Client の実装を写経しながら理解を深めていたため,書評をまとめるのに少し遅れてしまった. タイトルに「初めての」とある通り,Graph…
2019年10月に発売された「Ansible 実践ガイド 第3版」を読んだ.実は今年の頭に「第2版」を購入していて,読もう読もうと積読をしていたら「第3版」が発売されたため,すぐに買い直して積読の優先順位を入れ替えた.個人的にプロダクション環境だと Chef の…
9月に発売された「レガシーコードからの脱却」を読んだ.本書はサブタイトルに「ソフトウェアの寿命を延ばし価値を高める9つのプラクティス」と書いてある通り,変更可能なコードを書くための「原則とプラクティス」に対する理解を深めることを目的にして書…
2019年10月から2019年12月までの3ヶ月間を「弱点克服期間」と位置付けていて,自分自身「理解が浅いな」と感じる技術領域のインプット/アウトプットを意識的に増やしていく.最近 React 関連のブログを書いているのも,フロントエンド技術に対する弱点克服…
今年の1月に書籍「テスト駆動開発」を購入し,1度ザッと読んだけど,まだ書評記事を書いてなく,後回しにしていたらもう9月になってしまった.最近「テスト駆動開発 (TDD : Test-Driven Development)」を教える機会もあるため,改めて本書を読み直し,学べた…
今年5月に出版された「入門 Prometheus」を読んだ.本書は Prometheus の仕組みから,実際に本番環境で運用するときに必要になるデプロイの観点まで解説されているため「Prometheus に興味のある幅広い読者層」にオススメできる1冊だった.僕自身も Promethe…
技術ブロガー必読!と言える「Technical Blogging, Second Edition - Amplify Your Influence」を読んだ.タイトルにある通り「技術ブログ」にフォーカスした本となる.本書は2012年に出版された歴史のある本で,最新版となる Second Edition が6月末に出版…
先週から「Effective DevOps」を読んでいた.去年出版されたときにパラパラと気になる箇所を読んだけど,書評記事を書いていなかったこともあり,改めて読み直すことにした.本書は「DevOps」をテーマにしつつ,その本質としてはサブタイトルにもある「4本柱…
4月に出版された「分散システムデザインパターン」を読んだ.サブタイトルに「コンテナを使ったスケーラブルなサービスの設計」とある通り,コンテナを設計/運用するときに,どのようなデザインパターンを知っておくと良いのか?という点を学べる内容になっ…
少し前に書店をブラブラしていたら,なんと!小学生の学習書コーナーに「プログラミング」をテーマにした「学習ドリル」が追加されていて,とても驚いた.2020年からプログラミング教育が小学校の必修科目になることは知っていたけど,まさかもう学習ドリル…
アウトプットとは「情報を伝えること」であり,視点によっては「教えること」と言い換えることもできる.1年半前の登壇資料(アウトプット駆動学習を習慣化する)にも書いた通り,僕はアウトプットの延長線として「教えること」に強く興味があり,プログラミ…
今年1月に出版された「入門 監視」を読んだ.出版前から予約をしていたけど,他に積読もあり,読み始めるのが少し遅れてしまった.評判通り素晴らしく,特に「監視」というテーマをうまく言語化している本だと感じた.目次を見るとわかる通り,「あれも監視…
2月に出版された「モブプログラミング・ベストプラクティス」をさっそく読んだ.僕はモブプログラミングの経験があり,例えばインフラ構築など,プログラミング以外の場面でも「モブ」のエッセンスを取り入れてタスクを進めることも多いけど,本書の目次を見…
2017年12月から「ブログを楽しく習慣化して書く」ことを支援するために「ブログメンタリング活動(完全無料)」をしている.既に1年以上継続していて,現在メンタリング中のメンティを含めると,計20名を超えている.「ブログを楽しく習慣化して書く」ことを…
@nikuyoshi に献本を頂き,去年「技術書典4」と「技術書典5」で頒布された「ソフトウェアエンジニアの情報収集について(改訂版)」を読んだ.本書は約50ページと薄く,すぐに読むことができる.重要なのは本書を読み終えることではなく「自分自身の情報収集…
オライリーから出版されている「Python チュートリアル 第3版」を読んだ.読者対象として「Python 入門者のための」と書いてあるけど,そこそこ難しい内容もあり,中級者でも楽しめる内容になっている.本書の最初に載っている「訳者まえがき」にも,理解度…
今回は「キャリア」をテーマにしたオススメ本「キャリア・アンカー(自分のほんとうの価値を発見しよう)」を紹介する.過去の記事で本書のことを少し紹介したことはあったけど,実は今まで書評記事を書いていなかった.2019年になり,目標設定をしている人…
11月末に発売された「ゼロからわかる Ruby 超入門」を読んだ.最近まで2年ほどプログラミング講師として Ruby / Ruby on Rails を教えていたので,プログラミング初心者に教えるノウハウが得られたら良いなと考えていた.そして本書は「本当にプログラミング…
今年8月に出版された「エンジニアの知的生産術」を読んだ.今までも「どう効率的に仕事を進めるか」とか「どう意識高くアウトプットをし続けるか」とか「知的生産」に興味があって取り組んできたけど,本書の目次と索引を見たら,気になる用語がたくさんあっ…