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ワクワクするプロダクトを日本から世界に /「メイカーズ進化論」を読んだ

IoT

DMM.make の総合プロデューサーを務めた小笠原さんの書籍で,IoT に関連したプロダクトの「ものづくり」に興味があって読んでみた.コンパクトにまとまっていて読みやすかった.やっぱり,モノのプロダクトは見ててワクワクするなー!

メイカーズ進化論―本当の勝者はIoTで決まる (NHK出版新書 471)

メイカーズ進化論―本当の勝者はIoTで決まる (NHK出版新書 471)

クラウドファンディング

Kickstarter で資金調達を成功させた COOLEST COOLER の事例をベースにクラウドファンディングの価値が書かれている.市場価値を事前に把握することができて,在庫リスクがなく予約販売としての側面で実績を作ることもできる.さらに SNS のシェアで自然に情報が広まっていくため,マーケティングの観点でも非常に価値があるという話.メイカーにとってクラウドファンディング資金調達の場を超えたプラットフォームになっているんだなということを再認識できた.

グローバルニッチ

「グローバルニッチ」っていう表現は知らなかったけど,今のプロダクト系スタートアップが存在意義を強めているのはこういう背景があるからだなと思った.Cerevo - Home のプロダクトはどれも興味深いし,大手メーカーでは作らなそうなものが多かった.特に snow-1 はカッコ良すぎる.このバインディングで滑りたい!

1ヶ国で100台しか売れなくても、100ヶ国で売れれば合計1万台になる

大企業とスタートアップの協力

Listnr の事例で感じたのは,大企業とスタートアップが協力してプロダクトを創ると強いんだなということ.大企業の技術力や資金力とスタートアップのスピード感やニッチ感を組み合わせることで,良いサイクルの中でアイデアが実現できるんだなーと.

www.kickstarter.com

事例の多さ

本書の中で多くの事例が紹介されていて良かった.特に気になったのは handiiiUmbrella stand で,Umbrella stand はそろそろ発売されるらしいので,実物を見て良かったら欲しいかも!あと handiii を開発する exiii は OSS 化も進めていて凄いなーと感じた.ちなみに Qrio の事例も第三章の最後に載ってた.

まとめ

上にはプロダクト目線でのコメントを書いたけど,IoT の本当の価値や人の行為に対する価値という観点での解説も多くて学びがあった.あと筆者が IoT を支える基盤を整えるために,さくらインターネットに戻ったという話には少し驚いた.確かに Amazon も先日 AWS IoT をローンチしているし,関連したサービスだと SORACOM もローンチされたし,これからさらに盛り上がること間違い無しっていう感じがする.ワクワクだ!

実はまだ MAKERS を読んでないので,次読もうかなぁという感じ.

MAKERS―21世紀の産業革命が始まる

MAKERS―21世紀の産業革命が始まる

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