昨日と今日は卒業式だった.
最後に,これから社会人になる後輩やM2になる友人達に向けて伝えたいことを書いておこうと思う.それは1つ.「日々の勉強を続けて」ということ.僕自身,特にここ1年は自分でも驚くほど勉強したと思うし,その結果自分が成長できたという実感もある.それでもわからないこと,知らないことは膨大にある.常に向学心を持って,常に知識の獲得に貪欲になって,常に成長した未来の自分を想像する.人生の中で何よりも重視するべきことは,自分を磨き続けることだと信じている.
ただこの勉強の時間を捻出するために犠牲にしたこともたくさんある.例えば飲み会や集まりなどのイベントである.僕がもともと飲み会などのイベントがあまり好きではないというのも影響しているが,そもそも飲み会で過ごす3時間が自分で勉強する3時間よりも価値があるとは思えない(メンバーによる).価値観の違いと言えば価値観の違いだし,単に自己中心的と言えば自己中心的だと思う.
それでも飲み会などをとことん断り,その代わりに自分の時間を捻出することに専念したことは今でも正しかったと思っている.また飲み会に参加していろんな人とコミュニケーションを取ることが重要と説く人もいて,僕はそれも正しいと思う.ただ頻繁に参加する必要はないと思うし,メンバーによっては全く得られるものがない飲み会という場合もあるので,そういうときは必ずお断りする.例えば,僕の学生生活で最もお世話になった先輩と飲みに行くのは,もう何にも替えがたいほどの価値があると毎回感じる.多岐にわたる話をして頂けるし,勉強になるし,刺激にもなる.しかし研究室の人たちと飲みに行くと,愚痴や愚痴や愚痴など,全く話していて価値が見出せない.時間とお金を捨てているのではないか?と感じてしまう.こんなことを言うと嫌な人間だと思われるかもしれないが,これが僕の思想であり,これまでこの思想の元に日々を過ごしてきた.
また,自分の欲求を抑えることも重要だと思う.たまに仕事や勉強もバリバリやるけど飲み会などにもバンバン参加する,みたいな人がいるが,こういう人は本当に稀で,凡人が真似できるような生活ではない.凡人は凡人なりに,1日24時間という限られた資源の中で,自分の優先するべき目標の達成に向けてスケジュールを組むべきである.飲み会に参加して優先するべき目標が達成されないのでは,どう考えても本末転倒だろう.
最後にするが,僕の思想は偏っているので,全く参考にならないと思う.ただとにかく重要だと思うのは,1日24時間という限られた資源を常に意識して日々を過ごすことだと思う.時間という資源はたくさんあるようで,実は少ないので,ダラダラ過ごせば時は簡単に過ぎていってしまう.常に成長し続けることを目標に,お互い頑張りましょう.最後に僕が定期的に読み返している書籍を紹介しておく.以上.

- 作者: 古市幸雄
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2007/06/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 6人 クリック: 171回
- この商品を含むブログ (275件) を見る

- 作者: 外山滋比古
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2008/11/04
- メディア: 文庫
- 購入: 9人 クリック: 42回
- この商品を含むブログ (9件) を見る

- 作者: Thomas A. Limoncelli,株式会社クイープ
- 出版社/メーカー: オライリー・ジャパン
- 発売日: 2006/10/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 11人 クリック: 322回
- この商品を含むブログ (152件) を見る