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UI を考える前にユースケースを観察しよう /「さよなら、インタフェース」を読んだ

及川さんの記事を読んで気になったので「NoUI 本」を読んでみた.

Amazon を見てみると「Webデザイン」カテゴリなど複数のカテゴリでベストセラー1位になってて,注目度の高さが感じられる.

takoratta.hatenablog.com

全体感

本書の論調が独特で,流れるように主張が展開されていくし,目の前で TED のプレゼンを聞いてるかのような体験ができる.翻訳が大変そうだなという印象も同時に受けた.

主張は素晴らしくて「本当に今考えてる形が最善なの?テクノロジーを活用してむしろ遠回りしてるんじゃないの?」と自問自答しないとダメだなと強く感じることができた.実際のユースケースを観察して「いつもの手順」を見極めることが重要だし,言い換えれば,ドッグフーディングの重要性とも言えるかもしれない.

さよなら、インタフェース -脱「画面」の思考法

さよなら、インタフェース -脱「画面」の思考法

  • 作者: ゴールデン・クリシュナ,武舎るみ,武舎広幸
  • 出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社
  • 発売日: 2015/09/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「いつもの手順」を理解する重要さ

本書では良し悪し含めて多くの実例が紹介されている点が良かった.

例えば,ドアの解錠の好例として Lockitron が紹介されてたり,フォード・モーター社の開発した足の動作でトランクを開けられるテクノロジーも紹介されていた.「いつもの手順」を理解しているからこそ生み出せたイノベーションなのかなと感じた.

マシーンインプット

マシーンインプットの話も良かった.例としてセンサーの話が紹介されていて,自動的に状態を検知させるなど,こういうアクションは全てコンピュータに行わせることでより良い生活ができるのではないかと書かれていた.次の章では「デジタル雑用」を無くすという話もあって,根底にあるのは,テクノロジーを活用して逆に手順が煩雑になるんじゃ意味無いじゃん!ということかなと感じた.

まとめ

全体的に独特な1冊だとは思うけど,こういう視点がないとイノベーションは起こせないな!と強く思わせる今後に活かせる内容だった.ウェブサービスやガジェットなどのプロダクト開発をしてる人に特にオススメかな!

誤植?

読んでいて一部に誤植を見つけたけど,まだサポートページには誤植一覧が出てなかった.発売されてまだ1週間だしなぁ.ただ論調が独特すぎて,もしかしたら意図的な誤りかもしれないので,確信が持てず.

あと第6章はどうなっちゃってるんだろう?原著を見てないのでよくわからないけど,日本語になってないし,ボールド表記になってる箇所も奇抜すぎるし,ちょっと正直に言って全然理解できなかったwww

(追記)

正誤表が追加されてた!第6章に関して言及されてる!笑

なお、第6章の太字部分は誤植ではありません。意図的なものです(訳者も最初は誤植かと思いましたが...)。

シルバーウィーク最終日

今日でシルバーウィークが終わってしまう!!!多くの時間を娘と過ごしていて,本を2冊読んだ程度.こういう過ごし方もたまには良いなと.あと5連休になる次回のシルバーウィークは2026年らしく,未来すぎてちょっと頭が痛くなったりした.

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