週末に以下のプレゼン本を読んでみた.軽めの本なので1,2時間あれば読めちゃう.本書の中に写真や図がほとんど無くてイメージしにくかった部分もあるので,その点はマイナスかなという印象.

- 作者: ジェレミー・ドノバン
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2014/03/28
- メディア: Kindle版
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トピックを決める
プレゼンするトピックを決めて,そのトピックとストーリーを積み重ねながら話を組み立てていくという点は改めて気付きがあった.今までの経験から,伝えたい事が多すぎてスライドが巨大になってしまったり,最終的に伝えたい事がブレてしまったこともあって,常にトピックを意識しておかないとなと感じた.特に最後のスライドで「まとめ」って書くことが多いけど,ここで5,6個も箇条書きをしたくなるようだと完全にトピックが定まってないと言えるんじゃないかなーと.
WHY を最初に WHAT を最後に
本書に限らずよく聞く話だけど,WHY から伝えて聴衆を引き込むことが重要になる.トピックを決めて WHY からストーリーを展開するだけで,十分に話がテンポ良く進みそうな気がする.
オープニングの重要さ
オープニングで聴衆とテンションを合わせられると,期待感の高まる雰囲気になり良いスタートが切れるっていうのはその通りでわかるんだけど,個人的にオープニングが1番苦手で,プレゼン練習するときもオープニングだけは何度も繰り返すようにしている.オープニングで笑いを取ることだけが正解ではないけど,まぁ技術勉強会の LT ならネタから入ってドッカーン!と笑いを取れたら,かなり話しやすくなると思う.あと「オープニングコールバック」っていうテクニックは知らなかったので勉強になった.確かに聴衆の立場になってみると特別な感じがして嬉しくなるよなー.
あなた...
原著を推測するに「Yours じゃなくて You を使おう」っていうテクニックだと思うんだけど,日本語で「あなた」って呼び掛けるのは何となく強く感じるし,ニュアンスとして難しいなという印象だった.やっぱりここは「皆さん」で良さそうだけどなー.「あなた」以外に1人1人に伝えるなら何て言えばいいんだろう?
聴衆に、単数形の「あなた」で話しかけよう。
4年前の僕
過去エントリーを追ってたら4年前にこんな記事を書いていたのを発見した.伝えたい事は今も全く変わってないんだけど,懐かしすぎる.プレゼンするときは今も R800 を愛用してるんだけど,もう5年も経つのかと思うと驚き.今も在庫があるタイプだと R700t なの?(よくわからん)

- 出版社/メーカー: ロジクール
- 発売日: 2014/01/24
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愛読書
鉄板だけど ZEN は本当に素晴らしくて,スライドのビジュアルの部分の意識を高めてくれる.

- 作者: Garr Reynolds,熊谷小百合
- 出版社/メーカー: 丸善出版
- 発売日: 2014/02/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この流れで書くと変に期待感が上がってしまって嫌なんだけど,LT 枠で登壇します.TED っぽく話しませんよ!普通に LT しますwww