月曜日に「JAWS-UG おコンテナ支部 #5」に参加してきた.全体的に実践的な Ops の話で,凄く勉強になったのと同時に,未だに本番環境での運用経験がない僕にとっては難しい話も多かった.もう既に1年以上の運用ノウハウを持ってるプロダクトも多いし,ECS をまだ使ったことがないことに焦りさえ感じた.7月に絶対 ECS 試すぞ!という気持ち.
Amazon ECSアップデート / @riywo
- 2015/12 - 2016/06 に発表されたアップデート
- Amazon EC2 Container Registry(Docker レジストリ) | AWS
- Minimum healthy percent と Maximum percent
- Docker Datacenter on the AWS Cloud: Quick Start Reference Deployment
- GitHub - awslabs/amazon-ecr-credential-helper: Automatically gets credentials for Amazon ECR on docker push/docker pull
EB with multi-container Docker を production で1年間運用して起きたこと / @tknzk
- Ruby / nginx / Mackerel Agent / td-agent などをカジュアルにバージョンアップしている
- 現在は Ruby 2.4 を検証している
- Docker Image 軽量化
- Alpine 採用
- ビルドの最後に不要なリソースは削除していく
- Time-based Scaling でスパイクに対応していた時期もある
1年間の運用ノウハウが詰まった発表だった.ミドルをカジュアルに差し替えられる点がコンテナのメリットの1つであるのは間違いないし,常にアップデートを検証されている姿勢が素晴らしいなと感じた.アドテク系は特にそうだと思うけど,スパイクは AutoScaling では対応できなくて,CloudWatch に頼れないなと思っていたけど,ある程度タイミングが見込めるスパイクは Time-based Scaling を使えるというのは知見だった.あと発表を聞いていたら最近読んだ記事に似てるなと感じて,調べたらやはりそうだった.
ECS を利用したデプロイ環境 / @eagletmt
- 2014/09 頃から Docker を検討してる(早ぇ!)
- GitHub - eagletmt/hako: Deploy Docker container
- Rundeck で Hako を使ってデプロイしている
Hako の話は Microservices Casual Talks でも聞いたけど,改めてクックパッド社の徹底的な運用に驚いた.
Rails アプリを ECS で本番運用するための Step by Step / @joker1007
- ミドルウェアのバージョンアップを気軽に / 無停止デプロイを実現するために ECS 化
- 秘匿情報 は KMS を使って yaml で管理
- db:migrate などの即時タスクも ECS で実行している
表参道.rb で Capybara のデバッグ方法に対してアドバイスを頂いた @joker1007 さんの発表だった.まず Repro に所属してるの知らなくて驚いた.とにかくサービスを運用するために必要なら車輪の再発明をしてでも実装するというモチベーションが凄くて,技術力ヤバイなという印象.あと本番環境の運用だけでなく,メンバーの開発環境のことまで考えて設計しているところも参考になるなという感じだった.
RailsアプリをECSで本番運用するためのStep by Step
LT / @yuka_jyotei
初心者支部に積極的に参加したいし,運用もお手伝いしたいなと思った!
To DockerCon you go! / @ijin
執念で DockerCon 2016 に参加してきた話ワロタwww
僕は DockerCon 行けなかったから LiveStreaming されてた Keynote を観たけど,現地で参加できるのは本当に羨ましかった.あと DockerCon のノベルティで配られたリュックが欲しくて探してるけど,未だにメルカリに出品されてなくて諦めてる.もし今度海外カンファレンスに行けることになったら諦めずにチケットを確保する気持ちを意識しよう.