kakakakakku blog

Weekly Tech Blog: Keep on Learning!

2022-01-01から1年間の記事一覧

Airflow : Tutorial を使って Python で実装された DAG の基礎を学ぶ

前回の記事で構築した Airflow 検証環境を使って「Airflow Tutorial」を進めていく!今回紹介する「Airflow Tutorial」は本当によくできてて,Airflow の基本的な仕組みや操作を学べる.そして Python で実装された DAG も読めるようになる.どの項目も丁寧…

Airflow : Docker で検証環境を構築して画面と CLI と REST API で操作する

ワークフローを管理するソフトウェア「Apache Airflow」に入門する.今までは本当にザッと試した程度の経験しかなく,テックブログに記事を書いたことすらなかった.幅広くある機能を試しながら学習ログを記事にしていく.今回は Airflow の検証環境を構築し…

「なぜシブヤの小学2年生はタブレットを使いこなせるのか?」を読んだ

書籍タイトルに興味を持って「なぜシブヤの小学2年生はタブレットを使いこなせるのか?」を読んだ.去年10月に出版された.ICT(情報通信技術)時代における小中学校での「タブレット導入」ドラマを生々しく読めて良かった. 第1章 : ICT 時代の到来。校長は…

Redash v10 を試そう!「Redash ハンズオン資料」v10 をリリースした

Redash ハンズオン資料 v10 リリース 2017年に公開をしてから Redash のリリースに合わせて継続的に更新をしてきた「Redash ハンズオン資料 (redash-hands-on)」を「Redash v10.1.0」に対応させた.お待たせしました!数年前ほどではなくても,現在もそこそ…

Katacoda を使って学習コンテンツを作ろう : Syntax 編

引き続き Katacoda を使って学習コンテンツを作る機能を試していく.今回は4記事目となり「Syntax(構文)」を詳しく調べる.過去3記事も合わせて読んでもらえればと!連載は今回で終了 kakakakakku.hatenablog.com kakakakakku.hatenablog.com kakakakakku.…

Katacoda を使って学習コンテンツを作ろう : Layouts 編

引き続き Katacoda を使って学習コンテンツを作る機能を試していく.今回は3記事目となり「Layouts(レイアウト)」を詳しく調べる.過去2記事も合わせて読んでもらえればと! kakakakakku.hatenablog.com kakakakakku.hatenablog.com Layouts(レイアウト)…

Katacoda を使って学習コンテンツを作ろう : Enviroments 編

前回の記事では Katacoda を使って学習コンテンツを作る手順をまとめた.今回は「Environments(環境)」を詳しく調べる. kakakakakku.hatenablog.com Environments(環境) 以下のドキュメントに載っている通り,多くの環境を使える.代表的な環境を載せる…

Katacoda を使って学習コンテンツを作ろう

環境構築をせずにブラウザを使ってサクッと学ぶときによく Katacoda を使っている.過去には Envoy や Kubernetes を学ぶときにも Katacoda の学習コンテンツを使った.本当に便利なプラットフォームでお世話になっている Katacoda - Interactive Learning P…

アーキテクチャをどのようにデザインするのか /「Design It!」を読んだ

気になっていた「Design It!」を読んだ.副題に「プログラマーのためのアーキテクティング入門」と書いてある通り,ソフトウェアのアーキテクチャをどのようにデザインするか?という観点で視野を広げられる1冊だった.読む前は「そもそもアーキテクチャとい…

GitHub の "Co-authored-by" をモブプログラミングに使う

GitHub の Co-authored-by(複数人によって実装されたコミットであることを表現する)を試した.OSS リポジトリのコミットログを眺めているときにたまーに見かけることはあったけど,今まで意識して使ったことはなかった.詳しくは以下のドキュメントとブロ…

フィーチャーフラグにはタイプ(リリース・実験・運用・許可)がある!

コードを書き換えず,フラグを使って機能を有効化するプラクティスを「Feature Flag(フィーチャーフラグ)」と言う.一般的に main ブランチ(もしくは master や trunk)は常にリリースできる状態にしておくため,並行開発のために feature ブランチを作る…

「Redash v10.1.0」で気になった新機能と機能改善

2021年10月に Redash の最新バージョン「Redash v10.0.0」がリリースされた.そして現在は「Redash v10.1.0」まで出ている.また Redash 界隈ではよく知られた「正式リリースまで到達しなかった v9.0.0」という話もあり,実に2年振りの正式リリースとなる.R…

プロダクト主導型組織を目指そう /「プロダクト・レッド・オーガニゼーション」を読んだ

「プロダクト・レッド・オーガニゼーション (The Product-Led Organization)」を読んだ.プロダクト主導型にプロダクトを伸ばしていくためのプラクティスを学べてとても刺激になった.僕自身は直近3年半ほど技術講師として仕事をしていて,前職などで携わっ…

高機能な Feature Flag サービス「Unleash」の React SDK を試した

引き続き Feature Flag を実現するサービス「Unleash」を試していく.これまで「Unleash デモ」と「Unleash Ruby SDK(サーバサイド SDK)」を試して以下の記事にまとめてある.今回は「Unleash React Proxy SDK(フロントエンド SDK)」を試す. kakakakakk…

2021年の振り返りと2022年の抱負

2021年の振り返り 幅広く技術を語れるように学び続けた ⭕ 2019年から3年連続で「幅広く技術を語れるように学び続ける」を年間目標にしていた.直近3年ほど技術講師をしているため「教える」ことを軸に学ぶことが多く「語れる = 教えられる」という目標設定…

高機能な Feature Flag サービス「Unleash」の Ruby SDK を試した

引き続き Feature Flag を実現するサービス「Unleash」を試していく.今回は Unleash server を構築して,実際に Unleash SDKs を使ってコードを書いていく.前回デモを試した記事は以下にある. kakakakakku.hatenablog.com Unleash server を構築する 「Un…

高機能な Feature Flag サービス「Unleash」のデモを試した

コードを書き換えず,フラグを使って機能を有効化するプラクティスを「Feature Flag(もしくは Feature Toggle)」と言う.Feature Flag を実現するサービスとして「Unleash」があり,単純に機能を有効化するだけではなく,有効化する条件を設定したり,カナ…

2021年のプルリクエストを振り返る

2016年から毎年 OSS に送ったプルリクエストを振り返る記事を書いている.2021年は「計4件」だった.コードを書く機会がとにかく減っていることに関係するけど,2020年と同じ件数だった.プライベートリポジトリには毎週のようにコミットをしているため,Git…

textlint で句読点をチェックする

ブログ記事も含めて文章を書くときに使う句読点は , と . に統一している.2006年頃から使っているからもう15年以上になる.macOS や Windows をセットアップするときに最初にデフォルト設定を変更するのも「句読点」だったりする.しかし,フォーマットが…

nbdime : 簡単に Jupyter Notebook の diff を取る

Jupyter Notebook を使っていると「バージョン管理がしにくい」と感じることがある.当然ながら Jupyter Notebook (.ipynb) は JSON なので diff を取ることはできるけど,Notebook 自体のメタデータも含まれてしまって見にくすぎる.今回はそんな課題を解消…