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C言語プログラミング能力認定試験

2012年1月29日の公開試験でサーティファイ情報処理能力認定委員会主催のC言語プログラミング能力認定試験を受験して合格したので簡単にまとめておく.自分のターゲットは2級だったけど,C言語の基礎の基礎までしっかり確認しておきたいということで3級も合わせて受験してみた.別に2級の受験前提として3級が要求されているわけではないので,特に意図がなければダイレクトに2級を受けてしまえばいいと思う.ちなみにC言語の資格試験というと,IPAの基本情報処理技術者試験のプログラム選択問題に出題はされているものの,特化した試験になるとこのサーティファイしかないと思う.もう少し認知度が上がってもいいんじゃないかと思うけどなんでだろう.

試験結果

C言語プログラミング能力認定試験 3級(得点率:96.0%)

  1. 正誤問題:C言語の特徴 ★★★★★
  2. 文法問題:変数宣言 ★★★★★
  3. トレース問題:printf関数の出力 ★★★★★
  4. 文法問題:マクロの書式 ★★★★★
  5. トレース問題:プログラムの実行結果 ★★★★★
  6. プログラム問題:区分別のデータ集計 ★★★★☆

C言語プログラミング能力認定試験 2級(得点率:91.0%)

  1. 正誤問題:C言語の基礎文法 ★★★☆☆
  2. 文法問題:ポインタ ★★★★☆
  3. トレース問題:数学関数 ★★★★★
  4. 文法問題:構造体と共用体 ★★★★★
  5. 文法問題:標準ライブラリ関数 ★★★★★
  6. トレース問題:プログラムの実行結果 ★★★★★
  7. プログラム問題:パターン文字列の検索 ★★★★☆
  8. プログラム問題:計算式の評価及び結果出力 ★★★★★

試験対策

試験対策をするのであれば,サーティファイ公式の問題集を隅々まで解いて理解しておけば問題なく合格ラインに達することができると思う.

www.wenet.co.jp

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その他対策

C言語の入門書的な書籍は買わず,名著として名高いCリファレンスマニュアルを買ってみた.Cリファレンスマニュアルなら将来ずっと使えるし,Cでプログラムを組むときには常に近くに置いておきたいってことで.

S・P・ハービソン3世とG・L・スティール・ジュニアのCリファレンスマニュアル

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  • 作者: 3世,サムエル・P.ハービソン,ガイ・L.,ジュニアスティール,3,Samuel P. Harbison,Guy L.,Jr. Steele,玉井浩
  • 出版社/メーカー: エスアイビーアクセス
  • 発売日: 2008/10/01
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開発統合環境

とにかくも自分で好きなようにプログラムを組んでみることが重要だと思う.特に目的意識を持たず,サーティファイ公式の問題集を入力してデバッグしながら流れを追ってみるだけでも勉強になるし,新しい関数が出てきたら何か目的意識を持ってその関数を使って何ができるのかを自分なりに考えて動かしてみるとか.ということで,Visual Studio Expressが必須.以下のエントリーにVisual Studioの使い方が非常にわかりやすく掲載されているので参考になると思う.

太田研究室 > Visual C++ 2008 Express Edition プログラミング入門
太田研究室 > Visual C++ 2010 Express プログラミング入門