指輪型ウェアラブルデバイスの Ring ZERO を手に入れたので,少し遊んでみた.
初代 Ring と比較すると
Kickstarter で発表された初代 Ring は完全に銀メッキで仕上げられていて,凄く指輪感が出ているけど,現在最新版として発売されている Ring ZERO はプラスチック加工の白黒2色展開で,よりガジェット感を強めたデザインになっているように感じる.ただし,相当に軽量化がされていて,Ring ZERO だと指への負担を感じなかった.大きさに関して言えば Ring ZERO の方が少し大きく(分厚く)なってしまっていて,もう少し薄くならないと装着時の違和感は消えなさそう...!
アジャスターは良かった
Ring ZERO には4サイズのアジャスターが同梱されていて,自分の指に最適なサイズに調整することができる.初代 Ring にはアジャスターはなく,指でジェスチャーをするという動作の特性上,指輪がフィットしていないと使いにくかったため,凄く良かった.今回 M サイズを買ったけど,自分には全然大きくて,1番大きなアジャスターを付けてフィットするようになった.
Keynote を操作する
今回は開発者用の Open URI Action を使って Keynote を操作してみた.Open URI は汎用的な機能で,指定した URL に GET リクエストを飛ばすことができる.今回は Sinatra でローカルに API を立てて Mac の osascript を使って Keynote を操作するというサンプル通りの実装を試してみた.少し反応がモッサリしてる気もするけど,動くには動くので,今度勉強会で LT する機会があったら Ring ZERO を使ってみようかと思っている.
require 'sinatra' require 'sinatra/namespace' set :bind, '0.0.0.0' namespace '/keynote' do get '/back' do system("osascript -e 'tell application \"Keynote\" to activate'") system("osascript -e 'tell application \"System Events\" to key code 123'") end get '/next' do system("osascript -e 'tell application \"Keynote\" to activate'") system("osascript -e 'tell application \"System Events\" to key code 124'") end end
Android アプリ側の設定
残念な点
Android 用の SDK は未だに出てなく,GitHub を見ても開発が進んでいるようには見えなくて,本当に出るのか微妙だなと感じた.SDK があると自由にアプリにアクションを組み込めて活用の幅が広がるから良いんだけどなー.技術的に壁があったりするのかもしれないけど.
まとめ
引き続き Ring ZERO で遊んでみる.デフォルトで組み込まれてるアクションだとあまり使えそうなものがなく,Android SDK が出るまでは Open URI を使う感じになりそう.