「mdline」を使うと「タイムライン(年表)」を簡単に作れる.実装は必要なく,Markdown から HTML に変換できる.シチュエーションは限定的かもしれないけど,非常に面白く,試してみた!
Ruby Releases History
今回は mdline を試すサンプルとして「Ruby Releases History」を作った.Ruby のバージョンごとにリリース日をタイムラインとしてプロットしている.そして Netlify に配信をしたため,以下の URL から実際にタイムラインを見れるようにしてある.
リリース日など,データセットは以下の公式サイトを参考にした.流石に量が多く,今回は Mechanize を使ってシュッと Markdown を作った.
コード関連は全て GitHub に公開してある.Netlify のビルド設定はプロジェクト設定にすることもできるけど,今回は netlify.toml
を使ってリポジトリ管理にしてみた.Netlify も機能が多くてたくさん遊べそう!
mdline フォーマット
GitHub に記載されている通り,フォーマットは非常にシンプルで,以下の2種類となる.
## {{Date}}: TITLE MARKDOWN BODY ## {{Date}}--{{Date}}: TITLE MARKDOWN BODY
今回作った「Ruby Releases History」の一部を抜粋すると以下のようになる.
## 2002-03-01: Ruby 1.6.7 [more...](https://www.ruby-lang.org/en/news/2002/03/01/167-is-released/) ## 2003-08-04: Ruby 1.8.0 [more...](https://www.ruby-lang.org/en/news/2003/08/04/ruby-180-released/)
mdline 実行
1番簡単に使うなら「mdline CLI」をインストールし,mdline
コマンドを実行する.オプションは少なく,HTML を指定する -o
と --output
以外はなかった.例えば <title>
を指定できるようにしたり,あると便利な機能はまだまだありそう.
$ npm install -g mdline $ mdline ruby-releases.md -o ruby-releases.html
まとめ
「mdline」を使ってオリジナルな「タイムライン(年表)」を作ろう!