2022年11月頃に Coursera コース「Writing Professional Email and Memos」を受講した.英語学習用のコースではないけど,日頃から英語メールや英語ドキュメントを書く機会があるため,ライティングスキルを伸ばすために受講してみた.2016年に作られたコースで微妙に古さ(コンテンツ的にも/文化的にも)を感じるところはあるけど,参考になる情報もあって受講して良かった❗️コース紹介も兼ねて簡単にまとめておく.
- 1週目
- Introduction to Professional Memos and Emails
- 2週目
- Five Types of Emails/Memos
- 3週目
- Audience, Grammar, and Clarity, Oh My!
- Case Studies in Writing a Memo
- 4週目
- Turn in Your Final Memo
コース構成
コース構成としては,ザッと以下のコンテンツが混ざっている.ビデオを観たり,ドキュメントを読んだりする時間もあるけど,実際にメール(送信はしない)やドキュメントを書く演習が含まれているのがポイントだと思う.
- ビデオ
- ドキュメント(ウェブサイトを含む)
- 演習
- テスト/課題(注意 : Coursera サブスクリプションを購入しないと使えない)
参考になったこと
メールに関しては From, To, Bcc, Subject, Date とは?という基礎的すぎる説明もあったけど,簡潔に書く重要さや,メールの受信者に何を期待するのか(単なる情報共有なのか/何かをして欲しいのか)を明確に書く重要さなども学べた.またメールを書くときに以下を意識するべきという紹介もあった.
- Audience awareness(認識)
- Tone(温度感)
- Formality(堅さ)
- Attitude(態度)
- Correct English(英語の正しさ)
- Clarity(明確さ)
- Conciseness(簡潔さ)
他に「フォーマルなメールを書く Tips」や「忙しい人にメールを読んでもらう Tips」などは,ウェブサイトへの誘導になっていて,実際に読んでみて参考になるところもあった.
さらに「惹きつけるメールにするためのオープニングフレーズ」などもすぐに使えそうで良かった.
またコース名にある "Memos(メモ)" という言葉の意味は最初ピンと来なかったけど,具体的な種類として以下が紹介されていて理解できた."メモ" と言うより "ドキュメント" って言うと伝わりそう.種類ごとにポイント解説やサンプルも載っていた.
- Progress Report(進捗報告)
- Meeting Minutes(議事録)
- Incident Report(障害報告)
- Directive(指示)
- Response to Inquiry(問い合わせへの返答)
演習
演習では,提示されたメールやメモに対してレビューをして改善案を出したり,お題を選んでドキュメントを書いたりする.僕は仕事でも書く機会がありそうな「Progress Report」を選んで書いた.実際に書いてみると,予想以上にうまく書けなくて頭を悩ませることになった.貴重な訓練になった.しかし書いたドキュメントをレビューしてもらえるわけではないため,ProWritingAid を使ってフィードバックをしてもらった.個人的に Premium プランを契約しているため,細かく直せて良かった.
まとめ
Coursera コース「Writing Professional Email and Memos」を受講した.メールやドキュメントを英語で書くときのポイントを抑えつつ,演習で実際に書けるのは良かった.最近よく Coursera コースを受講していて,英語コースだとこんなにも多くのことを学べるんだなーと再認識している.もっと学んでいくぞ❗️