今日は「登壇者 Advent Calendar 2017」5日目の記事として,今年の登壇を振り返ると同時に,なぜ登壇するのか?というモチベーションの部分を整理してみたいと思う.なお,今回の記事ではアドベントカレンダー名を尊重して「登壇」という単語に統一し,「発表」や「プレゼン」という似た単語は使わないことにする.
登壇 : 計14回
今年の登壇は計14回で過去最高だった(実は今月もまだ登壇予定がある).
- 勉強会 : 登壇10回
- 社内勉強会 : 登壇4回
ちなみに,社内勉強会だとしても,基本的に全て資料を公開するように意識している.時系列で並べると以下のようになる.
- 2017/01/19
- 【イベント】Tech Meetup
- 【タイトル】grafana-zabbix 活用術
- Tech Meetup に参加して「grafana-zabbix 活用術」を紹介してきた - kakakakakku blog
- 2017/03/10
- 【イベント】社内勉強会
- 【タイトル】Lambda + Apex 事例紹介 ~ 全ては AWS コスト削減のために ~
- Lambda + Apex 事例紹介 ~ 全ては AWS コスト削減のために ~ - kakakakakku blog
- 2017/04/14
- 【イベント】社内勉強会
- 【タイトル】計画する技術
- 計画する技術 - kakakakakku blog
- 2017/05/22
- 【イベント】Data Migration Night
- 【タイトル】どのように MySQL on EC2 から Aurora に移行したのか
- Data Migration Night に登壇してデータ移行の Tips を紹介してきた - kakakakakku blog
- 2017/06/22
- 【イベント】社内勉強会
- 【タイトル】技術的負債を "なるべく" 作らないためのコツ
- 組織パフォーマンスを改善しよう! - kakakakakku blog
- 2017/07/05
- 【イベント】AWS Solution Days 2017
- 【タイトル】Makuake の急成長を支える Aurora 移行事例
- AWS Solution Days 2017「第2回 Aurora 事例祭り」で発表をしてきた - kakakakakku blog
- 2017/07/21
- 【イベント】JAWS-UG コンテナ支部 #9
- 【タイトル】ECS x Mackerel
- 「JAWS-UG コンテナ支部 #9」で「ECS x Mackerel」をテーマに LT をした - kakakakakku blog
- 2017/08/27
- 【イベント】July Tech Festa 2017
- 【タイトル】急成長するサービスを支える DevOps 戦略と組織変革へのアプローチ
- July Tech Festa 2017 で「急成長するサービスを支える DevOps 戦略と組織変革へのアプローチ」という発表をしてきた - kakakakakku blog
- 2017/09/08
- 【イベント】CROSS 2017
- 【タイトル】Serverless Ninja Warriors(パネルディスカッション)
- CROSS 2017 : Serverless Ninja Warriors でパネルディスカッションに参加してきた - kakakakakku blog
- 2017/09/11
- 【イベント】CA.io #1
- 【タイトル】Amazon ES に移行をしたら幸せになれるのか?
- CA.io で「Amazon ES 移行」をテーマに LT してきた - kakakakakku blog
- 2017/09/16
- 【イベント】XP 祭り 2017
- 【タイトル】全ては Fearless Change から学んだ,開発組織の変革を支えた実践的アプローチ
- XP 祭り 2017 で「Fearless Change を活用した組織変革」をテーマに発表してきた - kakakakakku blog
- 2017/11/27
- 【イベント】社内勉強会
- 【タイトル】ブログを書く技術
- 「ブログを書く技術」を発表した - kakakakakku blog
- 2017/12/19
- 【イベント】Redash Meetup #0
- 【タイトル】Redash ハンズオン講師
- 2017/12/22
- 【イベント】 NTT コミュニケーションズ様 TechLunch 招待講演
- 【タイトル】アウトプット駆動学習を習慣化する
- アウトプット駆動学習を習慣化する - kakakakakku blog
振り返り
今年の登壇を振り返ると「大きく3点」良いことがあった.
1. 多種多様な技術テーマで登壇することができた
モニタリング / データベース / コンテナ / サーバレス / プロジェクトマネジメント / 組織マネジメントなど,多種多様な技術テーマで登壇することができたのは非常に良かった.それぞれ参加者の層が違うため,幅広く興味を持ってもらえたのではないかなと思う.特に今年は仕事に奮闘し,技術面でも組織面でも「何でもやる」という気持ちで進めてきたので,登壇ネタが尽きることはなかった.
2. 様々なスタイルの登壇を経験することができた
去年までは LT 専門のような感じだったが,今年は「5 min / 15 min / 25 min / 45 min / 80 min」と,様々な時間枠の登壇を経験でき,さらに「LT / セッション / パネルディスカッション」など,登壇スタイルの幅も広げることができた.LT では面白く簡潔に話したり,セッションではストーリーを意識して深く話したり,スタイル別に工夫して登壇することもできた.
3. 登壇後も注目を集める資料を作ることができた
登壇後に資料を公開し,資料がホッテントリに入ることも多かった.ストーリーを意識して,デザインも意識して,とにかく考えに考え抜いた資料ばかりなので,注目を集めることができたのは素直に嬉しかった.今後も誰かの役に立つ資料を作りたいと思う.
なぜ登壇するのか?
先週「なぜブログを書くのか?」というテーマで登壇したけど,アウトプットの形として,登壇のメリットは「ストーリーを参加者にダイレクトに伝えることができること」だと考えている.言い換えれば「共感が生まれやすい」とも言える.また,登壇者の「人柄(雰囲気)」が伝わることもメリットだと思う.僕が「プレゼン芸人」と呼ばれたりするのも「人柄(雰囲気)」が少なからず影響しているのではないかなと思っている.だからこそ,僕はアウトプットの形として,ブログと登壇をうまく併用することを意識している.
登壇する技術
正直に言って,参加者に強い印象を残すには,登壇内容だけではなく「登壇する技術」が必要になる.今年はいろいろな人から「どうしたらうまく登壇できるか?」という相談があり,できる限りサポートもしてきた中で,体系化できた部分は既に記事を書いている.是非,参考にしてもらえればと思う.
来年は?
来年も引き続き登壇をしたいと思うけど,単に登壇をするだけではなく,登壇や資料作成に悩んでいる人がいれば「教える活動」にも積極的に挑戦していきたいと思っている.登壇依頼,サポート依頼など,興味があれば気軽にご連絡を頂ければと!
最後に
登壇はいいぞ!