「JetBrains IntelliJ IDEA」や「JetBrains RubyMine」など,JetBrains プロダクトを使って開発をしている人は多いと思うけど,個人的にオススメな「JetBrains Toolbox App」の話をすると,あまり知られていなく,まだまだ普及していなさそうに感じる.「JetBrains Toolbox App」とは,簡単に言うと「JetBrains プロダクトを管理するプロダクト」と表現することができ,無料で使うことができる.今回は普及のためにも「JetBrains Toolbox App」の便利さを紹介したいと思う.
アップデート / インストール
Toolbox App を使うと「インストール済の JetBrains プロダクトを最新版にアップロード」することができる.今までプロダクトごとに最新版にアップロードしていた人にとっては非常に効率良く使えるようになる.個人的には RubyMine と GoLand と PyCharm Community を使っていて,以下のキャプチャから PyCharm Community を最新版にアップデートできることがわかる.さらに Toolbox App では,新しくプロダクトをインストールをすることもできるため,JetBrains のウェブサイトにアクセスする必要もなくなる.
複数バージョン対応
Toolbox App を使うと,例えば The Early Access Program (EAP) など「複数バージョンの JetBrains プロダクトをインストール」することもできる.個人的には RubyMine (EAP) を使うことがある.
プロジェクト管理
多くの GitHub リポジトリを並行して開発する場合など,プロジェクトが多い場合に「Toolbox App から簡単にプロジェクトにアクセス」することもできる.JetBrains プロダクトを最初に起動するのではなく,Toolbox App からプロジェクトを検索できるのは非常に便利で,実際に使えばすぐに感じてもらえると思う.以下のキャプチャは載せられるようにサンプルプロジェクトを開いた状態にしてある.
詳細設定
JetBrains プロダクトごとの Settings 画面では「自動更新設定」や「Maximum Heap Size 設定」などもできる.JetBrains プロダクトを使っているとメモリ不足になる場合があり,Maximum Heap Size を増やす Tips を知っている人も多いと思う.Toolbox App から直接 Maximum Heap Size を設定できるのは地味に便利だったりする.
まとめ
JetBrains プロダクトを使っているなら「JetBrains Toolbox App」も合わせて使おう!もっと普及すると良いな!