3/5 - 3/6 の2日間で「認定スクラムマスター研修」を受けて,3/22 に試験も合格したので,認定スクラムマスター (CSM : Certified Scrum Master) になった.資格32個目.
GitHub - kakakakakku/my-certifications
学ぶより感じる
アギレルゴコンサルティング株式会社 (agilergo consulting) 主催の研修を弊社で開催してもらった形で,講師は James O. Coplien 先生だった.「組織パターン」の著者と言えばわかる人も多いかも?
とにかく Jim 先生の熱意が素晴らしく,2日間,本当に刺激的だった.
プランニングポーカーやスプリントプランニングをグループワークで実施したり,ボールを渡していくゲームの中でプロダクトオーナーの要求がどんどん厳しくなっていく場合にどう解決するか?を実践したりもした.座学の部分も活発な議論が中心で,学ぶというより感じるといったようなイメージの研修だった.

組織パターン (Object Oriented SELECTION)
- 作者: James O. Coplien,Neil B.Harrison,ジェームス・コプリエン,ニール・ハリソン,和智右桂
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2013/08/06
- メディア: 大型本
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同時翻訳に感動
同時通訳の方が3名いて,決まったタイムボックスでキッチリ順番を変える進め方が印象的だった.Jim 先生のギャグも通訳していて信頼関係が凄いw
Don’t Do Agile, Be Agile
僕のスクラムマスターとしての道のりはまだスタート地点!実践あるのみ!
残念だったところ
今回は研修を弊社で開催してもらったという経緯もあって,参加者が全員同僚だった.
他の参加レポートなどを見ていると「同じ問題意識がある別の会社のメンバーと一緒に研修を受けることで横の繋がりができる」みたいなメリットが挙げられていたので,その点に関しては少し残念だったかなーと思う.
試験に関して
特に難しいわけではないので,落ち着いて解いていけば大丈夫なはず.ただ,日本語の翻訳が微妙な問題があって結構解釈に悩んだ.
あと4択問題で複数選択問題はないはずなのに,Bookmark した問題を後で見直すページを見ると「Multiple Choice」ってなってて,これはビビった!結果,気にしなくて良いですw
今読んでる本
スクラム関連の本はたくさん出てるので,どれを読めば良いか悩みそうだけど,今は最近出た「スクラム実践入門」とフルスタックに書かれてる「エッセンシャルスクラム」を読んでる.「スクラム実践入門」の方は,具体的なプロダクトでの事例が載ってるってところに惹かれたので買ってみた.

スクラム実践入門 ── 成果を生み出すアジャイルな開発プロセス (WEB+DB PRESS plus)
- 作者: 貝瀬岳志,原田勝信,和島史典,栗林健太郎,柴田博志,家永英治
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2015/03/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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エッセンシャル スクラム: アジャイル開発に関わるすべての人のための完全攻略ガイド (Object Oriented Selection)
- 作者: Kenneth Rubin,岡澤裕二,角征典,高木正弘,和智右桂
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2014/07/08
- メディア: 大型本
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サクッと読める本
結構スクラム関連の本は厚かったりしてヘビーなものが多いけど,薄くサクッと読むなら「SCRUM BOOT CAMP」がオススメ.大枠を抑えるためって感じ.

- 作者: 西村直人,永瀬美穂,吉羽龍太郎
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2013/02/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 5人 クリック: 13回
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まとめ
スクラムは銀の弾丸ではないけど,うまく導入することでプロダクトの価値を最大限に高めることができると信じてる.
継続的にスクラムを学んでいきたい!